#contents *基本情報 [#w4860f89] |CENTER:450|CENTER:100|CENTER:150|c |~ |>|~プロフィール| |&attachref;|~名前|アンバー| |&attachref(スクリーンショット 2021-12-27 181513.png);|~名前|アンバー| |~|~レアリティ|★3〜6| |~|~タイプ|支援| |~|~属性|魔法攻撃| |~|~通り名|奇才褒変| |~|~グループ|各地の宝石姫| |~|~種族|アンバー族| |~|~宝石言葉|柔軟、健康と長寿、マイペースなど| |~|~CV|こたつねこ| |~|~別ユニット|[[アンバー(部屋着)]]| |~|>|~SD| |~|>|&attachref(アンバー_SD.png,,87%);| |>|>|~自己紹介| |>|>|名前はアンバー。&br;コフレ・ア・ビジュ光学院の所属で、&ruby(ゾルネ){魔晶};に荒らされた土地を復興させるための技術を研究していまーす。&br;&br;・・・・・・ふぅ。&br;真面目に自己紹介したよ。&br;わたしに何か言うことない、マスターの人?| |>|>|~入手方法| |>|>|&color(Gray){事前登録ガチャ}; / ジェムガチャ全般 / キャラ選択BOX(宝石姫★4・5)| |CENTER:101|CENTER:50|CENTER:129|CENTER:129|CENTER:129|CENTER:129|c |>|>|>|>|>|~ステータス| |~レアリティ|~レベル|~HP|~攻撃力|~防御力|~敏捷性| |★3|1|115|35|29|7| |~|30|428|147|108|7| |★4|1|165|50|41|9| |~|30|618|211|156|9| |★5|1|231|69|57|11| |~|30|869|296|220|11| |★6|1|333|99|81|13| |~|30|1257|428|318|13| |~|40|3169|1110|809|13| |>|ドレスボーナス|+1100|+400|+360|+0| |CENTER:100|CENTER:520|CENTER:80|c |>|>|>|~スキル| |~アイコン|~名称|~効果|~CT| |&attachref(おまかせヒール(アイコン).png);|おまかせヒール|味方全体のHPを魔法力の(50/60/70/80)%回復。|82秒| |&attachref(あとはよろしくー(アイコン).png);|あとはよろしくー|味方全体の不利効果を解除。|120/110/100/90秒| |>|>|>|~アビリティ| |~アイコン|~名称|>|~効果| |&attachref(内なる奇才(アイコン).png);|内なる奇才|>|味方全体に強化[ブロック率上昇](30/35/40/50)%を付与。&br;自分に耐性[全状態異常無効]を(1/1/1/2)ターン付与。| *進化 [#j5ea827f] #region(★6進化画像) &attachref(アンバー(進化).png); #endregion *公式ツイッターの紹介 [#p8643cb6] **進化前イラスト [#ie5cfbbe] 奇才褒変【アンバー】コフレ・ア・ビジュ光学院所属の自然科学者さんです。 魔晶に荒らされた土地を復興させるため、 天才的発想で食料生産関連の成果をたくさん上げています♪ **進化後イラスト [#x513649b] 進化した【アンバー】 アメシストさんとはかつての同門で才能を認め合う仲なんです。 できるとわかっていることはやりたがりませんが、 実現不可能なことには俄然やる気を出すようです♪ *ボイス (CV:こたつねこ) [#qefe1b30] #region(クリックでセリフ一覧を開く) |>|~図鑑収録ボイス| |~タイトルコール|JEWEL PRINCESS!| |~ホームA|マスターの人ー、ベットまでおんぶしてー?| |~ホームB|やる気を出せ…?なら、マスターの人がわたしをその気にさせてよー| |~ホームC|いいところに来たね、マスターの人。君も一緒に仕事をサボってお昼寝でもしよう?| |~攻撃A|ほいっと!| |~攻撃B|あーぁ…| |~攻撃C|やれやれ…| |~クリティカル|こんな感じ?| |~やられA|ぐあー(棒)| |~やられB|いたいなぁ…| |~やられC|やめろよぉ…| |~有利効果|やる気出せってこと?| |~不利効果|面倒なことするなぁ…| |~戦闘不能|や〜ら〜れ〜た〜(棒)| |~回復/状態異常回復/蘇生|あぁ… サボる口実が…| |~バトル開始:先|結果の見える戦いは好きじゃないなぁ…| |~バトル開始:後|どちらが強いか証明しよう!| |~助っ人参戦|手早く済ますぞー| |~スキル1|君が倒れるとわたしが困るー| |~スキル2|あんましわたしを働かせるなよー| |~勝利|勝ったんだから、ご褒美は期待してもいいよね?| |~自己紹介|アンバーだよ。はい、挨拶終了。……えっ?もっと真剣に?&br;こういうの真面目にやるの面倒なんだけど……仕方ないなぁ。&br;天才自然科学者のアンバーちゃんです。以上。よろしく。| |~図鑑自己紹介|名前はアンバー。コフレ・ア・ビジュ光学院の所属で、&ruby(ゾルネ){魔晶};に荒らされた土地の復興させるための技術を研究してまーす。&br;…ふぅ。真面目に自己紹介したよ?わたしに何か言うことない?マスターの人?| |~強化成功|また強くなってしまった…| |~進化成功|マスターのひと、見てー?新しいわたしだよー?…素直な感想をどうぞー| |~限界突破成功|己の限界も超えちゃうなんて… ふっふっふ!さすがわたしだねー!| |~ありがとう(小)|貢物かぁ… ありがとね。| |~ありがとう(大)|おっ、これ欲しかったんだぁ!嬉しいよ、マスターの人!| |~浄化時|んっ…!?わ、悪くない感じ…かな?| |~親愛度MAX|全く、こんなわたしなんかを構うなんて、マスターの人は変わってるよ。そんな態度を取られたらわたしだって…| |>|~図鑑未収録ボイス| |~タイトルコール(戦プリコラボ)|コラボってのやっているそうだよ | |~バレンタインボイス|面倒だったけど、君にチョコ作ったよ。お返しは3倍でね。| #endregion *ゲームにおいて [#u2ed9a2f] -全体状態回復を持つ貴重なキャラクター。 全体HP回復も持っているため味方の戦力低下を防ぐヒーラーとしての役割に特化している。 しかも自身のアビリティで状態異常をしばらく無効化するため、真っ先にヒーラーが行動不能にされるパターンを避けやすく、 素早さが低いことがターンが回らないことでアビリティが長持ちするという利点にもなっている。 -あらゆる不利効果をまとめて解除できる「あとはよろしくー」が強力で、異常・弱体効果を得意とする敵がいる場合心強い。 特に耐性持ちが不在の暗闇、猛毒、侵食、各種ステータス・ダメージ増減系デバフや、耐性持ちが入手しにくいと言われる炎獄対策にはまずアンバーが頼りになるだろう。 そうでなくてもイチイチ耐性持ちを無理に組み込まずとも、アンバー1人で全デバフが対処できてしまうのは非常に大きい。 ただしCTの合間に次々と追加でデバフを打ち込まれると流石にどうしようもないので過信は禁物。 -特に[[サファイア]]と[[ダイヤモンド]]が闊歩するアリーナでは、彼女がいない場合大ダメージ付き状態異常で壊滅待ったなしなので、非常に有用。 &color(#c0c0c0){CTの隙を狙われたり、回復直後にもう一回飛んできたら諦めよう}; ランキングも[[パール]]と使用率トップの座を常に争っている所からも、多くのマスターが運用しているのが窺えるだろう。 そして2018/5/21に発表されたアリーナランキングにて、とうとう前週(同14日〜20日)の使用率にてパール、そして七彩煌すら抜き去り堂々の1位を獲得した。 プレイヤー全体の戦力が充実し、特に[[エメラルド]]とアンバーを軸にした持久戦パーティが増えたことでパールの強みが活かしきれなくなり始めたのも大きいだろう。 -アビリティのブロック率アップにより☆6なら期待値でダメージ25%減と全体の耐久力に大きく差が出る。ガードブレイクに効果がない点を除けばこちらも非常に優秀。 -支援タイプの例に漏れず直接戦闘能力は下位クラスで、 致命的な異常は耐性系のアビリティで防ぐほうが有効な場面も多い。 しかしどんな場面でも腐りにくい高い汎用性を持つヒーラーとして育てておいて損はないだろう。 -武器は魔法力=回復力に関わるためケチらず高い補正があるものをチョイス。&color(#c0c0c0){&color(,#ffffff){ただし敏捷上昇効果は避けること。ただでさえ短い自身の異常状態耐性が、必要以上に通常攻撃をまわしすぎてすぐ切れてしまうリスクを孕む。必然的に急所かクリティカルのどちらかのチョイスとなるが、他のパーティメンバーに割り振る装備内容と相談しよう。};}; ※ 現環境(2019年1月時点)では石化凍結といった致命的な状態異常を解消できる方法が増えた上、異常状態耐性のターン数を削るバフ減少スキルが猛威を揮っているため 味方パーティが先制を取るための敏速上昇装備が推奨される。 -防具で安物を使う事は許されない。防御力が低いと敵のメインアタッカーから容赦なく急所攻撃が飛んでくるからだ。アンバーに限らずヒーラー込みの編成全体に言えることだが、ヒーラーを守るためにあえて他のキャラクターの防具を脆くすることすら選択肢に入ることを覚えておこう。 追加アビリティは[[パール]]などに開幕で耐性を剥ぎ取られた際に備えてHP、または反撃率アップで攻撃回数を増やしCT稼ぎを狙うか、といった具合か。 *小ネタ [#pba5c01c] ''キャラクターについて'' -コフレ・ア・ビジュ光学院所属。自然科学者ということなので教師クラスであり学生ではないようだ。 &color(#c0c0c0){人間関係は不明だがコフレ・ア・ビジュ光学院の教師といえば[[ロック・クリスタル]]がいる。どっちも胸がやたらでかい。}; 公式では「できるとわかっていることはやりたがりませんが、実現不可能なことには俄然やる気を出す」との事。割とめんどくさい性格である。 主人公を「マスターの人」と呼ぶ。珍しい。 -いつも眠そうに欠伸しているが、SDをよく見ると寝たまま浮遊して移動している。 -魔晶に侵食された土壌を再び豊かな土壌へと戻すことに成功するなど、研究者としての実力は確か。 [[ティンクトゥラ]]が驚いた様子でその事を絶賛していたところからも、彼女の学者としての能力が窺える。 この研究成果を最初にあげた地は、[[エメラルド]]の孤児院がある農村の畑であった。 -オンとオフの落差が激しく、農村に仕掛けておいた結界により魔晶の侵攻を防いだ際はその様子を見て高笑いをしていた。 そんな彼女の姿を見た[[セラフィナイト]]からは「文体から想像してた穏やかなイメージとは全然違う」と言われてしまっている。 エメラルドが血路を開き、農村の外に取り残されたロック・クリスタルたちを助けゾルデミックを鎮圧してからはオフのモードに。 -彼女本人の談ではオフの方が素の彼女であるそうだ。再会した時は先日と打って変わり、アンニュイな雰囲気を漂わせていた。 ちなみに救星主は彼女の揺れる胸に目を奪われていた。彼曰く「相当なボリューム感」とのこと。&color(#c0c0c0){乳星主……。}; 乱入してきた[[タイガーズアイ]]からナイスなツッコミを受けて少しやる気を出すというコミカルな場面も。 -[[デマントイド・ガーネット]]は彼女のパトロンであることも明かされており、「[[宝石譚 桜石>イベント06_宝石譚 桜石]]」では光学院で講師を務める彼女の姿が確認できる。 上記の進化後イラストの項目にもあるが、公式ツイッターの紹介によると[[アメシスト]]はかつての同門であり才能を認め合う仲とのこと。 ''元ネタ解説'' -アンバー(amber)とは和名で琥珀のこと。天然樹脂の化石であり、宝石としても珍重される。 200万年前から3億6千万年前のマツ科植物の樹脂や樹液が化石化した有機物であって、宝石によくある結晶などがない。 宝石としてのアンバーのほとんどが500万年前から5000万年前のもので、3000万年前あたりの地層から出るものが特に美しい。厳密には例外はあるが琥珀は古い時代の物ほど透明度が低くなる傾向にある為透明度の高い5000万年前〜3000万年前の物がよく宝飾品として利用されることが多い。 -琥珀ができるまでには最低でも100万年の歳月がかかるといわれており、それより新しいものはコーパル(若年琥珀、半琥珀)と呼ばれ100万年以上古いものが琥珀と呼ばれる。年代以外のコーパルとの違いは、樹脂由来の揮発性の物質が時間を掛けて抜けていき最終的にそれ以上変化しなくなった物が琥珀で、まだ揮発性の成分が残り、変化している途中の状態の物がコーパル。 要するに松ヤニとかの化石。琥珀が科学的に生成される過程は専門用語が羅列されるのでここではパスする。&color(#c0c0c0){めんどくさーい。あとはよろしくー。}; --こうした生物由来の宝石を有機宝石と呼ぶ。他にもべっ甲、[[サンゴ>コーラル]]、[[真珠>パール]]、象牙や水牛の角、貝の一部等が含まれる。 --宝石の定義は希少であること、丈夫であること、美しいことの3つの条件を満たすものを指すが、この有機宝石は例外として宝石としての価値が認められている。 --半化石の琥珀はコーパル、加熱圧縮成形した再生琥珀はアンブロイドという。 琥珀色と呼ばれる黄色を帯びた飴色が特徴。ちなみに「琥珀色」も英語でアンバーである。 -色は黄色〜オレンジ色が一般的だが実際は細かく分類すると実に300種を超える色が存在するといわれ、珍しいものも多い。 --レッドアンバー 産地が限られ、産出量も少ない赤い琥珀。着色された偽物も多いので注意。 --ブルーアンバー 鮮やかな青色の物は着色された物で天然の物は濃い茶色の色合いが多い。琥珀は紫外線で青く輝くが、このブルーアンバーは太陽光でも反応するほど蛍光反応が強い。 --グリーンアンバー まんま緑色の琥珀。やはり着色された加工品が多いが、天然の物も存在する。 --ロイヤルアンバー 黄色く不透明な琥珀。彫刻を施してペンダントやブローチ等のアクセサリーに加工されることが多い。 -最古の琥珀は3億2000万年前の物が2009年にアメリカ・イリノイ州の炭鉱から発見されたという記録がある。 -二酸化マンガン・珪酸塩などを含む水酸化鉄で、塗料・絵の具の原料としても使用される。 マッコウクジラから取れる竜涎香と言うお香(アラビア語でanbar)に似ていることからアンバーと名付けられた。 --&color(#c0c0c0){実は琥珀も燃やすといい香りがする。アンバーの髪とかに鼻突っ込んで匂い嗅いでみた・・・イエナンデモナイデス}; -中国では「虎魄」と書き、虎の魂が石となったものと言われていた。 ギリシャ神話においては、天からエリダヌス川に墜落したパエトーンの死を悲しんだ母親の涙がアンバーとなったとされている。 --日本では不思議とこういった伝説がない。最初から宝物として扱われていたので逆に伝説が入る余地がなかったのかもしれない。 正倉院宝物には「琥珀双六子(琥珀が駒のスゴロク)」や「琥碧誦数(琥珀などを使った数珠)」がある。 また薬にも使われていたことが正倉院宝物の中のリストにある。 -一方の西洋ではローマ時代あたりからカメオなどに加工され、使われていた。 その後も高い価値が認められていたが、その最高峰のひとつがロシア・サンクトペテルブルクにある琥珀の間だろう。 大雑把に10畳ほどの広さと2階ぐらいの高さまでの部屋の壁すべてが8トンの細工物の琥珀で埋め尽くされており、見るものを圧倒させる。 --&color(#c0c0c0){なお現在の琥珀の間は二代目。初代はナチスドイツがレニングラード包囲戦中に引っぺがして持ち去ってしまい、現在まで行方不明。}; &color(#c0c0c0){ナチスの隠し財産のひとつといわれているが、琥珀は燃えてしまうので空襲で燃えてしまった可能性もある。}; &color(#c0c0c0){発見されたと言われては否定されるあたり、日本の某赤城山の埋蔵金伝説に近い。}; -同じ琥珀として扱われるが、元の樹木や落ちた地質によって組成は様々。 どこで産出されたのかを確認するための研究用リストが存在するが、ほとんど辞書のような分厚さとなっている。琥珀の蛍光反応もそうした条件により強弱が決まるほか、地中で石油に触れる事で蛍光反応に関与する例もある。 また宝石のアンバーの分類として、地層に埋もれて固まったものと、その層が崩壊して海や河に流れ出したものと2つがある。 樹脂を流した木と共に地層に埋もれて固まり、そのまま産出されたらピットアンバー(穴琥珀)で、普通流通するのは大体これ。 &color(#c0c0c0){ちなみにピット=穴と言う意味の英語だが、ここでは考古学用語での穴の意味合いの方が強い。}; --土砂崩れなどで崩壊した土壌の中のアンバーは元が樹液のため水に浮く。 このアンバーが流されて岸辺に打ち上げられたものを特にシーアンバー(海琥珀)と言い、バルト海ロシア側からスコットランドまで流れ着いたものまである。&color(#c0c0c0){だから浮遊したまま移動するのかも。}; -映画「ジュラシック・パーク」で一躍注目されるようになったが、現在琥珀の価格は年々上昇気味である。原因の一つが中国の大量買い占めにある。文化的な事情もあるのだが困ったものである。 --具体的には風水関係での需要と漢方薬の需要である。特に漢方薬として効果があるといまだに信じられており、文字通り消費されているのは深刻な問題であろう。 -その一方で偽物の多さも桁違いで宝石の中でも跳び抜けて多い。これは中国のみならず世界中で確認されており問題になっている。中国で露天商に「天然の琥珀あなただけに安く売るよ」と声をかけられてもほぼ偽物と言われており、手を出さないのが一番である。 そもそも本物の琥珀は中国華僑等の富裕層が直接押さえており、中国国内で一般には出回ることはほとんどないと言われている。日本でもかなり偽物が多いので注意が必要である。 --ここまで偽物が多い理由としては元が樹脂の化石であるため簡単に偽物が作れることが大きいだろう。合成樹脂やニスを固めるだけで誰でも簡単にそれらしいものを作れてしまう。 お土産などで見かける大きなトカゲやサソリ、蝶などの昆虫。これらがまるでポーズをとっているかのようにきれいに閉じ込められているものはまず間違いなく偽物である。生き物が閉じ込められた場合、必ず生き物はもがくので、整然と琥珀に入っているのは不自然な上、大きな生き物ほど脱出してしまうことが多く、偽物である可能性が高い。 仮にトカゲなどの大きな生き物が閉じ込められた本物ならまず博物館か古生物学者、あるいは富豪などのコレクターの間で取り合いになり一般市場に出回ることはまずない。出たとしてもまず手が出ない価格になるはずである。 -琥珀の真贋を見分ける方法はあるが手軽に行える方法は少ない。 --塩水に入れる 真水では沈むが飽和食塩水では本物と一部の樹脂製は浮かぶ。ガラスなど比重の重い偽物は沈む。実験後は速やかに真水で洗う事。 --熱した針等を当ててみる 偽物は化学繊維特有の嫌なにおいがする。本物は樹脂特有の独特な香りがする。コーパル(若年琥珀)は甘い香りがするという。当然売り物では試せない。 --ナイフで削る 削ると薄い破片になるのは偽物。本物は粉状になる。言うまでもないが売り物では試せないのがネック。 --手で握ってみる 石ではないのでひんやりとせず本物はすぐ温まる。また軽いのでガラス製の偽物は手にしただけで分かる。比較的簡単な方法 -また、アンバーをこすると静電気が発生する。 英語で電気を表す言葉エレクトリシティは古代ギリシャ語のアンバーを意味する「エレクトロン」という言葉から。 西洋の宣教師が織田信長の前で静電気発生のデモンストレーションで使用した逸話がある。 &color(#c0c0c0){このとき信長は初めて聞いた静電気発生のメカニズムを一発で理解し宣教師を驚かせた。あの人の頭の中はどうなってたんだ。}; -琥珀はもともと樹脂であるため、固形化する前に昆虫などが混入し、そのまま固まって保存されるケースもある。 こうしてできたものは「虫入り琥珀」といい、通常の化石に比べるとはるかにきれいに保存されるため、化石資料としても重要視される。 #region(映画「ジュラシック・パーク」とアンバー) 余談だが、映画「ジュラシック・パーク」では琥珀中に保存された蚊から恐竜のDNAをとりだし、それを使い恐竜のクローンを作成する描写がある。 が、実際にはDNAは150〜680万年で分解されてしまう(恐竜の時代は約7000万年前)ため、このようなことは不可能。 そもそも恐竜が生きていた時代に今日で言う蚊は存在していないのだが、このあたりは映画なのでスルーしてあげよう。 #endregion -モース硬度は2から2.5。はっきり言って柔らかい。丁寧に扱おう。&color(#c0c0c0){柔らかそうな胸だよね・・・ああ窓に、窓にクマのぬいぐるみg(記録はここで途絶えている)}; -樹脂の化石として知られるが、意外なことに琥珀ができる植物の種類は決まっており樹木なら何でも琥珀ができるというわけではない。現在産出する琥珀はすでに絶滅したナンヨウスギの仲間アラウカリア、メタセコイア、ヒメナエアの一種や松、杉、檜の一種と考えられている。現代においては将来、琥珀ができる可能性のある植物は僅か数種類とされており、マメ科の植物の一部が該当するとされている。 *コメントフォーム [#db467b4c] #region(クリックで過去ログ一覧を開く) 末尾の番号が若いほど、古いログになります。 #ls2(コメント/アンバー/) #endregion #pcomment(,reply,20) ''&size(16){&color(red){キャラに対する不満・愚痴はここに書かず、[[愚痴掲示板]]をご利用ください。};};'' ''&size(16){※ボイス台詞等のネタバレを含む情報のご提供は白文字にして投稿していただけますようお願いいたします};'' TIME:"2021-12-27 (月) 19:38:05" REFERER:"https://jewel.wikiru.jp/index.php?plugin=attachref&attachref_no=0&attachref_opt=&refer=%A5%A2%A5%F3%A5%D0%A1%BC&digest=cb385de807ee8ae0bed54b47155e44d9"